第22回日本Awake Surgery学会

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会長挨拶

ご 挨 拶

第22回日本Awake Surgery学会
会長 北村 晶(埼玉医科大学国際医療センター 麻酔科)

第22回日本Awake Surgery学会
会長 北村 晶(埼玉医科大学国際医療センター 麻酔科)

謹啓

 このたび第22回日本Awake Surgery学会を2024年7月13日(土)に東京神保町にある日本教育会館にて開催いたします。Awake Surgeryとは覚醒下手術と訳されますが、これは脳腫瘍を摘出する際など手術中に患者を覚醒させ、運動・言語機能やその他の高次脳機能を同定し、脳手術中の神経機能をモニタリングする技術です。特に、言語機能やその他の高次脳機能は覚醒状態でしか確認ができないため、温存すべき脳機能野近傍の脳腫瘍等摘出術時に覚醒下マッピングを可能とする本技術は必須の技術となります。それには脳外科医師、麻酔科医師、理学療法士、看護師ら他職種がそれぞれの専門性を発揮して成功に導きます。

 本会は2003年に当時山形大学の嘉山孝正教授のもと日本 Awake Surgery 研究会として創設されたことに始まります。脳神経外科医、麻酔科医、神経内科医の分野別に研究班として位置付け、さらに機能としてそれぞれの分野を一つの課題のために統合させることを目的としてきました。2013年に研究会から学会になり、円熟期に入り現在にいたっております。また、本学会は携わる医療者が、手術手技・麻酔・言語評価に共通する基本知識、合併症対策などについて習得し、本邦での本手術の健全な普及と進歩を促し、ひいては国民の利益と福祉に貢献することを目的として、本手術の施設認定講習会を担っています。本学会の行う研修会を受講すれば保険診療として行えるようになりました。つまりそれまで先進医療として何年も診療報酬されないで行われていた医療業務がこのシステムで質の担保もでき、患者さんへの経済負担も解消されたわけで、日本で最初の先進医療を診療報酬に認可するモデルとなりました。

 第22回のテーマですが、「改訂版ガイドラインを振り返って~エキスパートに聞け~」としました。2022年に10年ぶりにガイドラインが改定され、手術の標準化、最適化を目指して、それぞれの分野のエキスパートの先生方が最新の情報を盛り込んだ力作です。改めて今回関係者にあまねく知っていただきたく本会の主題とさせていただきました。学会当日午前には、例年通り施設認定講習会、特別講演とシンポジウム、ランチョンセミナーと一般演題を予定しております。

 多くの方々にご参会いただき、活発な議論を期待いたします。何卒よろしくお願い申し上げます。

謹白

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